産休・育休中の経済的支援かんたん試算ツールを試してみた
先日、厚生労働省から公開された「産休・育休中の経済的支援かんたん試算ツール」を実際に触ってみました。
このツールは「ママの場合」「パパの場合」に分かれており、子どもの出生日や人数、勤務地、給与形態(月給・時給など)、休業前の給与月額、出生後休業支援給付金の申請有無などを入力すると、各種給付金額や社会保険料の免除額がすぐに表示されます。パパの場合は、人数の代わりに育休の開始日と終了日を入力する仕組みです。
特に便利だと感じたのは、入力項目がシンプルであることに加え、算出された給付金額とあわせて計算式まで確認できる点です。あくまで目安ではあるものの、雇用保険給付と社会保険料免除をまとめて把握できるため、制度全体のイメージがつかみやすくなっています。
合計額を見ると「思ったより支援が手厚い」と感じる方も多いのではないでしょうか。産休・育休を控えた従業員はもちろん、パパ育休の対象となる方にも、ぜひ一度試してもらいたいツールです。
出典:厚生労働省|産休・育休中の経済的支援かんたん試算ツール
https://shussan.ikukyu-simu.mhlw.go.jp/
出典:厚生労働省|育児休業等給付について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000135090_00001.html
それでは今週のニュースPickupをどうぞ!!
厚生労働省|フリーランスに対するハラスメント対策の研修動画ができました!(1/19)
厚生労働省は、フリーランスに対するハラスメント防止を目的とした研修動画を作成しました。発注事業者が取るべき対応や、実際に相談を受けた際の対応フロー、留意点などを具体的に学べる内容となっています。
🔎今週の視点
フリーランス新法の施行を受け、発注側の対応体制づくりはますます重要になっています。動画で見られるので、取り組みやすそうです。「発注事業者向け」「ハラスメント相談窓口担当者向け」と共に、なぜか「広告業界向け」という動画があるのがユニークです(笑)。
出典:厚生労働省|フリーランスに対するハラスメント対策の研修動画ができました!(1/19)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/zaitaku/freelance_00007.html
厚生労働省|「女性特有の健康課題に関する問診に係る健診機関実施マニュアル」及び「女性特有の健康課題に関する問診を活用した女性の健康管理支援実施マニュアル」を公表します(1/19)
厚生労働省は、一般健康診断の問診票に女性特有の健康課題(月経困難症、PMS、更年期障害など)を追加することを踏まえ、健診機関向けおよび事業者向けの実施マニュアルを公表しました。女性労働者と事業者をつなぐ支援の在り方が整理されています。
🔎今週の視点
女性特有の健康課題は、個人差が大きく、また男性には理解の及ばない部分もあり、職場では扱いにくいテーマと感じられがちです。一方で、体調不良が業務に影響するケースも少なくありません。今回のマニュアルは、事業者がどのようなスタンスで関わるべきかを示しており、健康経営や両立支援の観点でも参考になりそうです。
出典:厚生労働省|「女性特有の健康課題に関する問診に係る健診機関実施マニュアル」及び「女性特有の健康課題に関する問診を活用した女性の健康管理支援実施マニュアル」を公表します(1/19)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_68776.html
厚生労働省|「経済社会情勢の変化に対応したキャリアコンサルティングの実現に関する研究会」の報告書を公表します(1/21)
厚生労働省は、今後のキャリアコンサルティングに求められる能力や役割を整理した研究会報告書を公表しました。キャリアコンサルタントの能力開発促進や、企業・労働者による活用促進の方向性が示されています。
🔎今週の視点
キャリアコンサルティングはあまり馴染みのない言葉ですが、働き方や働く人の価値観の変化に合わせて、今後重要性が増してくるのではないかと考えています。
人材定着やリスキリングを考えるうえでも、キャリアコンサルティングをどう位置づけるか、目を向けてみるのもよいかもしれません。
出典:厚生労働省|「経済社会情勢の変化に対応したキャリアコンサルティングの実現に関する研究会」の報告書を公表します(1/21)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_68994.html
多様な働き方の実現応援サイト(厚生労働省)|令和7年度「多様な正社員」制度導入支援セミナー(第2回)のご案内(1/19)
「多様な正社員」制度の導入をテーマに、社会保険労務士や導入企業の事例を交えながら、制度設計や活用のポイントを解説するセミナーが開催されます。
🔎今週の視点
人材確保が年々難しくなる中で、フルタイム正社員だけでは対応しきれないと感じる場面も増えてきました。「多様な正社員」制度は、企業側のニーズと従業員の希望がうまくかみ合えば、双方にとって大いにメリットのある制度だと思います。一方で、設計を誤るとミスマッチによる弊害が生じる可能性も気になるところです。実際の導入事例をもとに学べるセミナーは、制度を検討している企業にとって、具体的なイメージを持つ良いきっかけになりそうですね。
出典:多様な働き方の実現応援サイト(厚生労働省)|令和7年度「多様な正社員」制度導入支援セミナー(第2回)のご案内(1/19)
https://part-tanjikan.mhlw.go.jp/seminar/
ITmedia ビジネスオンライン|就活生の8割、企業の「あり・なし」を直感で判断 「なし」と感じた場面は?(1/23)
就活生の約8割が、企業の「あり・なし」を直感で判断していることが調査で明らかになりました。「なし」と感じる場面には、説明会や面接時の対応、職場の雰囲気などが影響しているとされています。
🔎今週の視点
採用活動では、条件や制度だけでなく「空気感」や「対応の丁寧さ」が想像以上に見られているようです。何気ない一言や態度が、企業イメージを左右している可能性も否定できません。採用担当者だけでなく、現場社員も含めて、求職者からどう見られているかを意識することが、結果的にミスマッチ防止につながるのではないでしょうか。
出典:ITmedia ビジネスオンライン|就活生の8割、企業の「あり・なし」を直感で判断 「なし」と感じた場面は?(1/23)
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2601/23/news012.html

