バレンタインデー、今年はどうする?
今日2月14日はバレンタインデーですね。
親しい人や家族に、日頃の感謝の気持ちを込めて小さな贈り物をする。そんな過ごし方も素敵な一日です。
一方で、この時期になると「社内ではどうしますか?」という話題が出る会社もあるのではないでしょうか。社長や会社から社員へプレゼントを贈ることが、恒例になっているケースもあるかもしれません。
バレンタインデーは本来プライベートな行事ですが、会社という場に持ち込まれると、少しだけ見方が変わります。
まず考えたいのは、会社が費用を負担して配る場合の位置づけです。対象が全社員で、金額も常識的な範囲であれば、会社からの福利厚生の一つと見ることができるでしょう。一方で、特定の人だけが対象だったり、高額な贈り物になっていたりすると、「季節の行事だから」と簡単には片づけられない場合もあります。
福利厚生ではなく賃金と評価される可能性や、課税・社会保険上の問題が生じることもあるため、取り扱いには注意が必要です。
では、準備や配布の“負担”はどうでしょうか。
買い出しやラッピング、当日の配布などを社員が担っている場合、それは本当に純粋な善意の協力でしょうか。たとえ就業時間外であっても、会社の意向のもとで動いているのであれば、実質的には業務と評価される可能性もあります。
また、「任意」と言いながら断りづらい空気があるとすれば、それは形式だけの任意になってしまいます。誰かが当然のように準備役を引き受けている場合、その負担が偏っていないかも気になるところです。
さらに、社内で個人が個人に配る場合にも注意が必要です。職場には立場の差があります。評価権限を持つ上司が特定の部下にだけ毎年贈り物をしているとしたら、受け取る側は本当に自由に断れるでしょうか。問題になるのは好意そのものではなく、相手が自由に選べない関係性です。
バレンタインデーという季節の節目に、職場の慣習を少しだけ見直してみる。
そんなきっかけにしてみるのも、悪くないかもしれません。
それでは今週のニュースPickupをどうぞ!!
厚生労働省|「高年齢者の労働災害防止のための指針」について (公示)(2/10)
改正労働安全衛生法に基づき、高年齢者の特性に配慮した作業環境の改善や作業管理など、事業者が努めるべき措置を示す指針が公表されました。高齢化が進む中、現場での具体的な安全配慮がより重要になります。
🔎今週の視点:
トータルで10ページからなる指針ですが、読み進めるとかなり具体的なポイントが記載されていて参考になります。特に「2職場環境の改善」では、当たり前と思っていても、つい抜けてしまいそうなことも含めて網羅的に記載されているので、チェックリストとしても使えそうですね。
出典:厚生労働省|「高年齢者の労働災害防止のための指針」について (公示)(2/10)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/newpage_00010.html
厚生労働省|令和7年度 全国厚生労働関係部局長会議資料(2/10)
令和7年度の厚生労働行政の方向性を示す部局長会議資料が公表されました。参集形式での開催は行われず、資料および説明動画の掲載のみとなっています。
🔎今週の視点:
資料の内容は、かなり複雑で読み進めるのが大変というのが正直な感想ですが、資料とともに動画で解説が見られるので、今後の動向を知る上でも一度は目を通しておきたいものですね。
出典:厚生労働省|令和7年度 全国厚生労働関係部局長会議資料(2/10)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_69689.html
日本年金機構|[令和7年年金制度改正関係]在職老齢年金制度が改正されます(2/13)
令和8年4月から、在職老齢年金制度の支給停止調整額が月51万円から65万円へ引き上げられます。高年齢者が働きながら年金を受給しやすくなる改正です。
🔎今週の視点:
今回の改正による基準額の引き上げは、これまでになく大幅なもので、定年後再雇用の賃金設計や働き方の選択肢を考えるうえでも、押さえておきたいポイントです。
出典:日本年金機構|[令和7年年金制度改正関係]在職老齢年金制度が改正されます(2/13)
https://www.nenkin.go.jp/oshirase/taisetu/2026/202602/0213.html
ITmedia ビジネスオンライン|26年新卒に聞いた、内定を辞退した理由 「人の雰囲気・社風」を抑えた1位は?(2/10)
2026年卒学生への調査によると、内定辞退の理由として最も多かったのは「給与・待遇面への不安(他社との比較を含む)」でした。「人の雰囲気・社風」は上位に入るものの、最終的な決め手としては条件面の差が大きく影響していることがうかがえます。
🔎今週の視点:
昨今の売り手市場を反映した結果ともいえそうです。条件面での比較が重視される傾向は今後も続くと考えられます。
特に気になったのは、「選考中に接した社員や面接官によって、志望する企業のイメージが下がった理由」の部分です。振る舞い一つで、企業の印象は大きく左右されます。採用活動は広報活動の一環でもあるという意識を持ち、説明内容や受け答えの姿勢まで丁寧な対応が求められます。
出典:ITmedia ビジネスオンライン|26年新卒に聞いた、内定を辞退した理由 「人の雰囲気・社風」を抑えた1位は?(2/10)
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2602/10/news018.html
弁護士ドットコムニュース|「志望企業の面接を知りたい」こっそり録音→ネットで共有 バレたら内定取り消しに?(2/12)
企業に無断で面接を録音し、インターネット上で共有する行為について、その法的問題点や内定取り消しの可否が解説されています。採用現場における情報管理の重要性が改めて浮き彫りになっています。
🔎今週の視点:
採用活動は企業の「顔」が表れる場面でもあります。録音や情報共有が行われる可能性を前提に、説明内容や面接対応を見直すことも必要になってきているのかもしれません。応募者との信頼関係をどう築くかが、これまで以上に問われているのではないでしょうか。
出典:弁護士ドットコムニュース|「志望企業の面接を知りたい」こっそり録音→ネットで共有 バレたら内定取り消しに?(2/12)
https://www.bengo4.com/c_1009/n_19973/

