ニュースPickup 2024年5月11日を掲載しました。

2023年11月25日

11月23日は「勤労感謝の日」でした。奇しくもアメリカでは「サンクスギビングデー(感謝祭)」。同じような時期によく似た名前の祝日ということで、少し調べてみました。

「勤労感謝の日」は、昭和23年の「国民の祝日に関する法律」の制定当初に定められた計9日の「国民の祝日」の一つであり、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」日とされています(出典:内閣府)。そのルーツは「新嘗祭(にいなめさい)」といい、宮中の祭祀として天皇が神々にその年の新米を供え、自らも一緒に食べ、五穀の収穫を祝うものだそうです。

一方「サンクスギビングデー」のルーツは、1621年に現在のマサチューセッツ州で3日間にわたり行われた豊作祭を起源としており、毎年11月の第4木曜日にお祝いします。もともとは、原住民であるワンパノアグ族が新大陸で生き延びるために必要な農作物の育て方や、狩猟や漁の仕方などをイギリス人入植者に教えたことのお礼に、入植者たちがワンパノアグ族を食事に招待したことが始まりといわれています(出典:アメリカ大使館公式マガジン〜アメリカンビュー)。今でもアメリカ人にとっては神の恵みに感謝し、それを分かち合う日だそうです。

どちらも神や自然からの恵み、またそれを分かち合うことへの感謝のお祭りである点で共通しているのが、面白いですね。
働く人たち全ての生産と働きに感謝することの重要性を、改めて考えてみる良いきっかけとなりました。

では今週のニュースPickupをどうぞ!

厚生労働省
第64回労働政策審議会雇用環境・均等分科会(11/20)

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36502.html
※仕事と育児・介護の両立支援制度等の見直しとして、「テレワークの活用促進」「子が3歳以降小学校就学前までの両立支援の拡充」等が、また雇用保険法施行規則の一部を改正する省令案では、「育休中等業務代替支援コース助成金(仮称)」が出されています。

毎月勤労統計調査 令和5年9月分結果確報(11/21)
  • 現金給与総額は277,700円(0.6%増)となった。うち一般労働者が361,736円(1.2%増)、パートタイム労働者が101,854円(1.6%増)となり、パートタイム労働者比率が32.43%(0.75ポイント上昇)となった。なお、一般労働者の所定内給与は324,753円(1.6%増)、パートタイム労働者の時間当たり給与は1,280円(3.3%増)となった。
  • 共通事業所による現金給与総額は1.8%増となった。うち一般労働者が1.7%増、パートタイム労働者が3.0%増となった。
  • 就業形態計の所定外労働時間は9.9時間(3.0%減)となった。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r05/2309r/2309r.html

12月は「職場のハラスメント撲滅月間」です(11/21)
~職場におけるハラスメント対策シンポジウム開催~

厚生労働省では、12月を「職場のハラスメント撲滅月間」と定め、ハラスメントのない職場づくりを推進するため、集中的な広報・啓発活動を実施します。
その一環として、「職場におけるハラスメント対策シンポジウム」をオンラインで開催します。有識者による基調講演や「企業のカスタマーハラスメント対策の取組事例」と題してパネルディスカッションを行います。
また、厚生労働省では、ハラスメント防止対策の取組の参考としていただけるパンフレットや研修動画などを提供しています。詳細はポータルサイト「あかるい職場応援団」をご覧ください。(https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36416.html

人事労務マガジン 特集第215号(11/22)
  • 12月は「職場のハラスメント撲滅月間」です
  • 「働き方改革推進支援セミナー 日本の賃金について考える 2023 冬」(11 月 30 日、オンライン開催)の参加者募集中 他

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36496.html

明るい職場応援団(厚生労働省)
職場におけるハラスメントを防止するために事業主が講ずべき措置等について解説したパンフレット(令和5年度版)を作成しました。(11/24)

職場におけるハラスメント防止の必要性及び関係法令の内容への理解を深めるとともに、雇用管理上の措置義務及び望ましい取組の周知を図ることを目的として、リーフレットを作成しました。
是非ご活用ください。
働きやすい職場環境の整備、社内での取り組み促進のため、是非ご活用ください。
https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/jinji/download/

日本年金機構
「日本年金機構からのお知らせ」令和5年11月号(11/20)
  • 被保険者資格取得届への個人番号の記載が義務化されました
  • 賞与支払届を忘れずにご提出ください
  • 年収の壁に取り組む企業への支援強化パッケージが始まりました! 他

https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/info/oshirase/20140627.html

国税庁
給与所得の確定申告がさらに簡単に!【利用者用ページ】(11/17)

確定申告書作成時に給与所得の源泉徴収票の情報が自動で入力できます!
令和6年2月(令和5年分の所得税の確定申告)から、国税庁ホームページ「確定申告書等作成コーナー」からマイナンバーカードを利用してe-Taxで申告する際、お勤め先(給与等の支払者)から税務署に提出された「給与所得の源泉徴収票」の情報を、マイナポータル経由で取得し、確定申告書の該当項目に自動で入力することができるようになります(マイナポータル連携)。
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/mynumberinfo/kyuyogensenjoho-top/userpage.htm

システム導入が難しくても大丈夫!!令和6年1月からの電子取引データの保存方法(令和5年11月)(11/17)

https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/sonota/jirei/tokusetsu/pdf/0023011-012.pdf

経団連
『週刊 経団連タイムス』 (11月23日発行 No.3614)(11/23)

https://www.keidanren.or.jp/journal/times/2023/#d20231123

弁護士ドットコムニュース
会社命令で通勤1時間→3時間、それでも「引越し費用負担なし」怒りの女性社員…弁護士のアドバイスは?(11/20)

https://www.bengo4.com/c_5/n_16782/