カレンダーはなぜ日曜始まり?
「カレンダーはなぜ日曜日から始まっているんだろう…。」そんな素朴な疑問がふっと湧いたので、少し調べてみました。
よくある回答は、キリスト教の影響で、キリストの復活を記念する日として日曜日が礼拝の日とされ、その結果日曜日が特別な日となり、週の最初の日として位置づけられるようになったというものです。
もう少し調べてみると、こんな記述もありました。
古代ローマでは、8日からなる週が使われており、その後7日間の週が採用されました。ローマでは、週の最初の日が「日曜日」から始まっていました。
古代ローマの時代から日曜日が週の始まりだったんですね。
最近では週休2日制の定着で土日でまとまった方がわかりやすく、手帳などは月曜始まりのものが主流となっており、カレンダーでも増えて来ているようです。
労働基準法では『一週間とは、就業規則その他に別段の定めがない限り、日曜日から土曜日までのいわゆる暦週をいうものであること。』という通達があり(昭和63.1.1基発1号 婦発1号)、就業規則で定めない限り日曜日が週の始まりになるということです。週40時間を超える時間外労働は割増賃金を支払う必要がありますが、それを算定する起算日となるわけですね。
逆にいうと就業規則で週の最初の日を定めておけば、時間外労働の算定基準日を日曜以外に設定することも可能ということですね。
週の最初の日を日曜日以外にする意味は??・・・これはいずれまた。
それでは今週のニュースPickupをどうぞ!!
ITmedia ビジネスオンライン
求人への応募は3倍に 愛知県の運輸会社が「年間1000万円」かける“本気の健康経営”(6/6)
今年から始まった残業時間の規制により、ますます人手不足が深刻化する運輸業界。厳しい状況が続く中、愛知県瀬戸市の大橋運輸では県外からも求人に応募があり、6年連続で新卒も入社しているという。同社が選ばれる理由はどこにあるのか……。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2406/06/news092.html
職場のハラスメント被害、報告・相談しても8割は「その後の対応は特になかった」(6/7)
HiClubは、20~39歳の男女を対象に「職場のハラスメント問題」に関する調査を実施した。直近1年以内に職場でハラスメントを何回受けたか聞いたところ、全体の約3割が直近1年以内にハラスメントを受けていることが分かった。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2406/07/news091.html
厚生労働省
令和6年度「輝くテレワーク賞」の募集を開始します
~募集期間は6月3日~7月31日、テレワーク推進企業などを厚生労働大臣が表彰~(6/3)
「輝くテレワーク賞」とは、テレワークの活用によって、労働者のワーク・ライフ・バランスの実現を図るとともに、他社の模範となる取組を行っている企業や団体を厚生労働大臣が表彰するものです。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40415.html
配偶者手当と賃金制度の見直しセミナーについて(6/4)
民間企業における配偶者手当の見直しや、職務給の導入等について、理解の促進を目的に、労働者や事業主の方などを対象とした賃金制度の見直しに関するセミナーの開催等を実施します。
職務給については、導入時の留意点やメリットを、実際に導入をしている企業の事例とあわせてわかりやすく解説いたします。
また、配偶者手当の見直しについては、見直しの手順や留意点を、フローチャート等を用いて解説するほか、年収の壁・強化支援パッケージについても紹介いたします。
なお、セミナー終了後には、賃金制度等に関する個別相談会を開催いたします。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/chinginseido_00003.html
人事労務マガジン定例第165号(6/5)
- 令和6年「高年齢者雇用状況等報告」の申請受け付けを開始しました
- 令和6年「障害者雇用状況報告」の申請受け付けを開始しました
- 「グッドキャリア企業アワード2024」応募受け付けを開始しました
従業員のキャリア形成支援に取り組む企業を募集 他
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40450.html
毎月勤労統計調査 令和6年4月分結果速報(6/5)
- 現金給与総額は296,884円(2.1%増)となった。うち一般労働者が378,039円(2.0%増)、パートタイム労働者が108,358円(2.0%増)となり、パートタイム労働者比率が29.86%(前年同月と同水準)となった。なお、一般労働者の所定内給与は333,481円(2.3%増)、パートタイム労働者の時間当たり給与は1,315円(3.6%増)となった。
- 共通事業所による現金給与総額は1.7%増となった。うち一般労働者が1.7%増、パートタイム労働者が2.2%増となった。
- 就業形態計の所定外労働時間は10.6時間(1.9%減)となった。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r06/2404p/2404p.html
※実質賃金は0.7%減で25カ月連続減です。
働き方改革特設サイト(厚生労働省)
「『働き方改革』わが社の実践記録」の募集について
~応募期限は8月末まで~(6/6)
厚生労働省委託事業「令和6年度中小企業・小規模事業者等に対する働き方改革推進支援事業(全国センター事業)」の一環として、「『働き方改革』わが社の実践記録」を募集しています。
https://hatarakikatakaikaku.mhlw.go.jp/consultation/zenkoku/
愛知県
起業家発掘・育成事業を実施します!~ACTIVATION Lab・STAPSが始動します!~(6/4)
STATION Aiメンバーの予備軍である起業に関心のある層を拡充し、エコシステムの発展を図るために、「ACTIVATION Lab」・「STAPS」の二つの事業を柱とした起業家発掘・育成事業を実施します。この事業では、社会人・学生といった社会的立場や起業活動のステージに適したアクションができるように幅広い支援を提供しています。
この度、今年度のACTIVATION Lab・STAPSの全体像及びACTIVATION Lab第一回LECTURE、第一回STUDY、STAPSセミナー、STAPS(夏期)への参加者募集について、お知らせします。
https://www.pref.aichi.jp/press-release/startup-2024activate01.html
日本商工会議所
「中小企業の賃金改定に関する調査」の集計結果について~中小企業の賃上げ率は正社員で3.62%、パート・アルバイト等で3.43%~(6/5)
本調査は、物価上昇や人手不足を背景に賃上げの機運が高まり、雇用の7割を支える中小企業の賃上げへの関心が高まるなか、中小企業の賃上げの実態を詳細に把握し、今後の要望活動に活かしていくために実施しました。
https://www.jcci.or.jp/news/research/2024/0605110001.html